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ウォール・ストリート・ジャーナルによると、Appleはカルティエ・インターナショナルの商標を侵害したとされる2つのiPhoneアプリをApp Storeから削除した。この動きは、フランスの宝石時計ブランドであるカルティエ・インターナショナルが、無料のiPhoneアプリ「Fake Watch」の配信と、高級な「Fake Watch Gold Edition」の販売を理由にAppleを提訴した翌日に行われた。どちらのアプリも、カルティエのタンクウォッチを含む有名ブランドの腕時計にそっくりな時計で時刻を表示していた。
iPhoneアプリの削除を受けて、カルティエは訴訟を取り下げた。
アップル社はコメントを求めるボイスメールおよび電子メールの要請に返答しなかった。
この騒動は、開発者や消費者から批判を浴びてきたAppleのモバイルソフトウェア承認プロセスに、またしても汚点をつけるものとなった。Appleは数週間前にも、赤ちゃんを揺さぶるゲーム事件で児童権利活動家から非難を浴びている。