
世界自然保護基金(WWF)は、今週末、電子機器の電源を1時間オフにすることを呼びかけています。照明、テレビ、コンピューターなど、基本的に電気を消費するものは一切使用しないでください。アースアワーチャレンジに挑戦してみませんか?
アースアワー:その概要
アースアワーは、今週土曜日、3月28日(土)午後8時30分から9時30分(現地時間)に開催されます。このイベントの目的は、気候変動対策を強化する必要があるというメッセージを、世界中の政府に送ることです。WWFによると、電気を点けっぱなしにすることは「地球温暖化への賛成票」となるそうです。(参加を強要しようとしているわけではありませんが…)
WWFは、世界中で10億人がこの行動に転換することを期待しています。この1時間の成果は、今年後半に開催される世界気候変動会議で発表される予定です。
無力な時間を生き抜く方法
丸1時間電気がないなんて、本当に気が遠くなるような話ですよね?(電子機器依存の度合いが本当に気になるなら、このデジタル占星術クイズに答えて、自分がどれくらい依存しているか調べてみましょう。)
公平を期すために言っておくと、アースアワーの公式サイトでは、動画を撮影したり、写真を撮ってアップロードしたり、ライブブログを配信したり、Twitterでツイートしたりして1時間過ごすことが推奨されています。もちろん、照明が消えていても、バッテリー駆動の携帯電話やノートパソコンの明かりを浴びながら、世界中の仮想の友達と繋がることは可能です。
でも、ちょっと待ってください。こんな抜け穴、見たことないくらい怪しいですよね。だって、充電には電気を使ってるじゃないですか。それに、あの快適なWi-Fi環境を提供してくれるルーターがどこかに繋がっているはずですよね?デバイスの電源を入れっぱなしにするのは、「コードを切る」というコンセプトの精神に反している気がします。まあ、BlackBerryのメーカーも同意しているでしょうから、私の意見も的外れではないでしょう。
とにかく、私たちは皆、受信トレイに執着するようになってしまいましたが、土曜日の夜に1時間ほど暗闇の中で過ごすのは、環境だけでなく、もっと良いことかもしれません。想像してみてください。着信音も、テキストメッセージの着信音も、電子機器からの邪魔も一切ありません。月明かりの下で静かな時間を過ごすことで、きっとできることが一つあります。
とにかく、保護対策をしっかり行ってください。安全にアースを取る手段がないまま、屋外でコンピューターを組み立てるのは避けたいものです。
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