インターネットは、アルコール飲料を醸造するだけでなく、オンラインのリソースやサービスにアクセスし、Web ブラウザーで制御できる新しい機器によって、ビール醸造の技術にちょっとした躍動感を加えています。
今年のInternational CESでは、犬の首輪から観葉植物の鉢まで、展示されているほぼすべてのものがスマートデバイスへと進化しました。ビール醸造装置も同様です。
世界初の全自動オールグレイン醸造機として販売されているPicoBrew Zymaticをご紹介します。この製品は展示会に出展され、実際に使用されて新鮮なビールを醸造していました。
「商業用の醸造所をカウンタートップサイズに縮小したものだ」とシアトルを拠点とするピコブリューのソフトウェアエンジニア、グレッグ・ホワイト氏は水曜日に語った。
金属製のオーブンのような形をした、重さ50ポンド(約23kg)のこの器具は、約3.5~4時間でビールを醸造でき、1回あたり約3ガロン(約11.8リットル)のビールを生産できます。完成したビールは注ぎ、数日から数週間保存できます。
マイケル・カン PicoBrew に入れる材料を保管するトレイ。
ユーザーは、ビールの原料を本体内部のカートリッジトレイに入れるだけです。醸造は自動化されていますが、Wi-Fiとイーサネット接続機能を備えているため、スマートフォンなどの接続デバイスから操作できます。
このアプライアンスは、PicoBrewのクラウドホストライブラリにある100種類以上のレシピにアクセスできます。また、同社が開発した「レシピクラフター」ウェブアプリを使って、新しいビールのレシピを作成することもできます。このアプライアンスで醸造したピコ・ペールエールを一杯試飲してみましたが、悪くありませんでした。
ビール醸造をソーシャルなものにしたいという思いもあると彼は語った。ユーザーはこの装置からデータを取得し、レシピも含めてオンラインで共有することができる。
Kickstarterプロジェクトとしてスタートしたこの自動洗浄機は、1699ドルという高額です。ユーザーはさらに100ドルを支払うことで、この機器専用の樽を受け取ることができます。
同社はKickstarterの支援者への製品発送を終えたばかりで、現在予約注文を受け付けており、3月から配送を開始する予定だ。