ソニーは、2011年末に発売された低価格モデルPRS-T1の後継機として、タッチスクリーン対応のSony Reader PRS-T2を発表しました。PRS-Tシリーズの最新モデルは、FacebookとEvernote向けの新しいソーシャル機能、ページめくり機能の向上、ホーム画面の簡素化、バッテリー駆動時間の向上に加え、前モデルと比べてフォントサイズが1つ追加されています。カラーはホワイト、レッド、マットブラックの3色展開で、価格は130ドル。発売時には、『ハリー・ポッターと賢者の石』の電子書籍版が購入できるバウチャーが付属します。

PRS-T1と同様に、PRS-T2は6インチディスプレイ、2GBのストレージ、電子書籍にメモを書き込むためのスタイラスペンを付属しています。タッチスクリーンを使いたくない時のために、PRS-T2はPRS-T1と同じ物理ボタンレイアウトを採用しています。ただし、今回はボタンがアイコンの形状に合わせて配置されており、似たサイズのボタンが並ぶデザインではありません。全体的な物理デザインの刷新により、PRS-T2は前モデルよりも洗練された外観になっています。ソニーによると、PRS-T2のバッテリー駆動時間は最大2ヶ月(ワイヤレス機能オフ時)で、PRS-T1の5週間から約3週間延びています。
読んでいる本をSNSで共有したいなら、PRS-T2を使えば本の引用や表紙アートをFacebookで共有できます。Facebookへの引用の長さについてはソニーは明らかにしていません。また、PRS-T2を使えば、Evernoteに保存したウェブクリップを閲覧することもできます。さらに、Evernote Clearly(Instapaperのクローンサービス)を使えば、プレーンテキスト記事がPRS-T2のE-Ink Pearl V220タッチスクリーンディスプレイで読めるように最適化されます。
従来の Sony Readers と同様に、Reader Store から新しい書籍を入手したり、有効な米国図書館カードを持っている限り、15,000 を超える米国の公共図書館から電子書籍を借りたりすることができます。
PRS-T2は現在ソニーおよび他の小売店から入手可能です。
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