
comScoreの新しい調査によると、米国のスマートフォンユーザーの半数以上がAndroidスマートフォンを所有している。
市場調査グループは2月に米国の携帯電話加入者3万人を対象に調査を実施し、Androidの市場シェアが50.1%に達し、11月の調査時の46.9%から上昇したことを明らかにした。AppleのiPhoneの市場シェアも過去3ヶ月で28.7%から30.2%に上昇した。
AppleとGoogleは、それぞれ市場シェアを13.4%と3.9%に落としたResearch in MotionとMicrosoftのシェアを奪い合っている。RIMのBlackberryスマートフォンは長年にわたり市場シェアを低下させており、Microsoftは旧OSのWindows Mobileから新しいWindows Phoneへの移行をまだ進めている最中で、Windows Phoneはまだ大きな普及には至っていない。
しかし、米国のスマートフォン市場には変化が起こりつつあるかもしれない。ニールセンが1月に発表したレポートによると、iPhone単体の販売台数は、AT&T、Verizon、SprintでのiPhone 4Sの発売に後押しされ、Androidプラットフォーム全体とほぼ互角の販売台数を記録した。ニールセンの調査によると、12月にはAndroidスマートフォンの販売台数が全体の61.6%から46.3%に減少した。

一方、マイクロソフトは、4月8日に100ドルで発売されるノキアのLumia 900でWindows Phoneの市場シェア拡大を図ろうとしている。ノキアは大規模なマーケティングキャンペーンの一環として、一連の攻撃的な広告でiPhoneに狙いを定めている。Lumia 900は、マイクロソフトにとってWindows Phoneの市場シェア拡大に向けたこれまでで最大のチャンスとなるだろう。
しかし、今のところ、それはいつもと同じ話だ。Android は全体としては大きくなっているが、iPhone を犠牲にしているわけではなく、iPhone は引き続き Apple の利益獲得に貢献している。
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