
画像: @KleinTsuboi
フロム・ソフトウェアのゲームを中心に育まれるコミュニティは見事であり、その好例が伝説の『エルデンリング』プレイヤー「Let Me Solo Her」です。この半ば匿名の巨人スレイヤーは、特徴的な双刀、鍋敷き、腰巻きを駆使し、他のプレイヤーの怒りを誘うボス「マレニア、ミケラの刃」を1000回以上も倒してきました。パブリッシャーのバンダイナムコは、彼らの功績を他に類を見ない形で称えることにしました。それは、彼らに本物の剣を授与するというものでした。

クラインツボイ
Twitterで@TsuboiKleinという名前で活動するこのプレイヤーは、世界に誇るちょっとした特製グッズを披露した。ヨーロッパ風の剣は、ディスプレイスタンド、世界地図、マレニアのボスの木版画、そして刀身に「甦れ、甦れ」の刻印が入った、他にはない特別な化粧箱に入っていた。おそらく彼らは、避けられない気候変動や宇宙のエントロピーの力といった、現実世界における何らかの不可能な試練を、この新しい武器でかわすのだろう。
https://twitter.com/TsuboiKlein/status/1544772993393610753
『エルデンリング』発売からわずかの間に、『Let Me Solo Her』はファンコミュニティで不滅の存在となり、この頼れるボスキラーの、ややNSFW気味のファンアートやコスプレが驚くほど多くウェブ上に登場しました。ゲーム内で遭遇できなかった方のために、モッダーたちはLet Me Solo HerのAI複製まで作成しています。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。