画像: Michael Crider/Foundry
マイクロソフトは数十年にわたり、Windowsビルドに必要かどうか疑わしいアドオンプログラムを詰め込んできました。そして、パワーユーザーはそれと同程度の長さで、それらを排除してきました。中には、ビルドを簡素化したカスタムインストールメディアを作成するユーザーもいます。しかし、次期Windows 11リリースでは、少なくとも削除対象として頻繁に選ばれるアドオンプログラムの一部については、そこまで極端な手段を取る必要はありません。新しいWindows Insiderビルドでは、サードパーティ製のツールを使わずに、より多くのデフォルトアプリを削除できます。
特に、Canary ビルド 25931 では、設定のデフォルトのアンインストール インターフェースから、Windows のデフォルト プログラムであるカメラ、フォト、People、リモート デスクトップ クライアントをアンインストールできるほか、最近廃止された Cortana 仮想アシスタントもアンインストールできます。The Verge が指摘しているように、デフォルトのカメラ アプリを削除するオプションは、他のプレビュー ビルドではしばらく前から存在していました。この Canary リリースにおけるその他の注目すべき変更点としては、Unicode Emoji 15 のサポート更新と、よりユニバーサルな音声アクセス ツールの強化が挙げられます。
これらのプログラム(Cortanaを除く)には、フォトアプリ用のIrfanViewやPaint.NET、MicrosoftのMSTSCプログラム用のChromeリモートデスクトップなど、人気のサードパーティ製代替アプリが用意されているので、好みに合わせて使い分けることで、アプリの無駄を省くことができます。私は、Zoomミーティングに参加する前に髪のチェックをするために、カメラアプリはそのまま残しておきます。これらのオプションがWindowsの正式版にいつ搭載されるかは正確にはわかりませんが、これまでのWindows Insider Programの進捗状況から判断すると、年末までに搭載されるのではないかと予想しています。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。