Valve が関わっているプロジェクトが遅延している?そんなはずはない。
まあ、ゲームコミュニティでは「Valve Timeでリリースする」というジョークが定着しているほど、遅延で悪名高い会社なら、こういう展開は予想できたかもしれない。Valveは火曜日、Steamコントローラーと(おそらく)今後発売予定のSteam Machineの全機種の発売を、年末の発売ではなく2015年まで延期すると発表した。
「もちろん、私たちも皆さんと同じくらいSteam Machineを早く手に入れたいと願っています。しかし、私たちの最優先事項は、皆さんがSteam Machineを手にした時に、最高のゲーム体験をお届けすることです。完成まで今しばらくお待ちください」と、Valve社の社員Eric Hope氏はSteam Universeフォーラムに書き込みました。「現実的に考えて、リリース時期は2014年ではなく、2015年になる予定です。」
Hope氏の投稿によると、主な障害はValve独自のSteamコントローラーのようですが、これはそれほど驚くことではありません。コントローラーのデザインはすでに2回大きな変更が加えられており、Hope氏は徹底的なプレイテストによって「大量の有益なフィードバックが得られている」と述べています。SteamコントローラーはSteam Machinesにとって重要な要素であり、キーボードとマウスによる操作と従来のコンソール型ゲームパッドの橋渡しを担っています。

Steam コントローラの 2 番目のバージョン (GDC で紹介) はまだ期待していたエクスペリエンスとはまったく異なります。
念のため言っておきますが、GDCでアップデートされたSteamコントローラーを試してみたのですが、少々がっかりしました。Steamコントローラーの使い方は、マウスとキーボードほど正確ではなく、Xbox 360コントローラーほど直感的ではありませんでした。少なくとも、ゲームパッドを使って育った人にとってはそうでした。そのため、コアなユーザー層には受け入れられにくいのではないかと思います。
しかし、反復とはそういうものです。Valveが最終的にどのような製品を開発するかは分かりませんが、もしかしたらコントローラーの最大の問題を解決してくれるかもしれません。これはValveにとってもプラスになるかもしれません。マシンの発売前に、予算規模が大きくLinux対応のゲームを確保する時間を確保できるからです。ネイティブLinux対応のゲームの不足は、ValveのSteamOS計画にとって依然として大きな障壁となっています。
Valveが何を用意しているかは、もう少し待つしかないですね。でも、私たちはみんなHalf-Life 3のファンですよね?待つのが一番なんです。