画像: ラズベリーパイ
ものづくり好きの皆さん、はんだごてを温める時間です。Raspberry Piは、超小型マイクロコントローラー「Pico 2」のアップデートを発表しました。Wi-FiとBluetoothが内蔵され、Pico 2 WはRaspberry Pi販売店にて7ドルからご購入いただけます。ワイヤレス非搭載バージョンよりわずか2ドル高いだけです。
Picoシリーズはマイクロコントローラーであり、Piシリーズのようなスタンドアロンコンピューターではありませんが、手作業での配線や標準的なブレイクアウトボードでは実現できない機能を必要とするプロジェクトで愛用されています。Pico 2は今年初めに発売され、アップグレードされたデュアルコアArm Cortex-M33チップ、520KBのオンボードSRAM、オンボードスイッチング電源など、数々の優れた機能を備えています。
Pico 2 Wには、Infineon CYW43439無線モデムが搭載され、802.11n Wi-FiとBluetooth 5.2に対応しています。これにより、特に無線オプションを持たないガジェットにとって、多くの新機能が利用可能になります。Raspberry Piの創設者であるEben Upton氏によると、Pico 2のさらなるバリエーションを検討しており、来年初めには発表できる可能性があるとのことです。
現時点では、Raspberry Pi Pico 2 WはPiShop.us、Vilros、CanaKitで購入できます。他のショップではまだ取り扱っていないようですが、Adafruitでは「近日発売」ページが公開されています。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。