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Uberユーザーなら、配車サービスからメールで送られてくる領収書を開くのはおそらく来週まで待つでしょう。なぜでしょう? Outlookがクラッシュするからです。Microsoft Wordも同様です。
Bleeping Computerは、この問題について説明したMicrosoftのサポートドキュメントを取り上げています。Uberは領収書メールの一部としてMicrosoftが「複雑なテーブル」と呼ぶものを使用しており、現在、これらの複雑なテーブルが原因でOutlookとWordがクラッシュしています。この問題はOutlookの最新チャネル(つまり、おそらくあなたが使用しているバージョン)だけでなく、最新チャネルのプレビュービルド、さらにはベータチャネルにも影響を及ぼしています。
Word (および Outlook) は修正プログラムを公開する予定ですが、その修正プログラムは、Microsoft が来週 8 月 9 日に Patch Tuesday アップデートを展開した時点で初めて公開されます。それまでは、Uber からのメールを完全に避けるのが最善策です。

マイクロソフト
それができない場合は、Microsoftは以下の手順を推奨しています。まず、管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。次に、以下の2つのコマンドを入力し、それぞれEnterキーを押します。
cd %programfiles%Common FilesMicrosoft SharedClickToRunofficec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.15225.20288
もちろん、Uberや他のメールプロバイダーからの領収書を別のクライアントで開くことは全く問題ありません。(おそらく、Gmailのウェブクライアントなど、別のアカウントにメールを転送して開くことも可能でしょう。)Microsoftは、Android版およびiOS版Outlookアプリに関連するこの種の問題は確認していません。それでも問題が解決しない場合は、来週まで待つか、Uberの利用を完全に避けるしかないでしょう。
著者: マーク・ハッハマン、PCWorld シニア編集者
マークは過去10年間、PCWorldに寄稿しており、テクノロジー分野で30年の経験があります。PCWorldだけでも3,500本以上の記事を執筆しており、PCマイクロプロセッサ、周辺機器、Microsoft Windowsなど、幅広いトピックを扱っています。PC Magazine、Byte、eWEEK、Popular Science、Electronic Buyers' Newsなどの出版物にも寄稿しており、Electronic Buyers' Newsでは速報ニュースでジェシー・H・ニール賞を受賞しました。最近、オフィスのスペースが足りなくなったため、数十台のThunderboltドックとUSB-Cハブを寄贈しました。