画像: MSI
AMDのRyzen X3Dプロセッサは、ゲーミングパフォーマンスを飛躍的に向上させる独自のV-Cacheを搭載し、カスタムビルドデスクトップ市場で大流行しています。しかし、バックパックに収まるサイズのマシンでそのパワーを手に入れたいとしたらどうでしょうか?そんなあなたには、Ryzen 9 7945HX3Dプロセッサを搭載したMSI Titan 18 Proを検討してみてはいかがでしょうか。
これはAMD X3Dプロセッサを搭載した最初のノートパソコンではありません(昨年発売されたAsus ROG Strix Scar 17に同じチップが搭載されていました)。しかし、僅差で2位にランクインするTitan 18 Proは、魅力的な製品です。16コア32スレッドのモンスターCPUに加え、NVIDIA RTX 4090 GPUを搭載し、合計で最大270ワットの電力を供給します。
パッケージには最大96GBのDDR5 RAM(スティック2本使用)が搭載され、ストレージの詳細は明かされていないものの、筐体は最大Gen5の速度で2つのM.2スロットをサポートします。さらに、240Hzのリフレッシュレートを備えた18インチ4K Mini LED IPSスクリーンと、多くの民間航空機で許容される最大容量の99.9ワット時バッテリーを搭載しています。RGBキーボードはSteelSeries製です。重量は公表されていませんが、今年発売されたIntelプロセッサー搭載モデルは約8ポンド(約3.7kg)あります。
残念ながら、このバージョンのTitan 18が米国やその他の欧米諸国でいつ(あるいはそもそも)発売されるのかは不明です。VideoCardz.comによると、現時点ではMSIの中国向けストアでは32,000元(約3,050ドル)で販売されています。
MSIが製品ラインナップを拡大するかどうかは現時点では不明です。MSIは、最新のCore i9-14900HXを含む、Intelプロセッサを搭載したTitan 18の他のバージョンをより幅広く販売しています。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。