画像: Braveブラウザ
インターネットブラウザBraveに、PC上の他のユーザーからあなたの閲覧履歴を隠す「オフレコリクエスト(OTR)」機能が追加されました。これは、アクセスしたウェブサイトがブラウザの履歴、Cookie、一時フォルダに保存されないことを意味し、Chromeなどのブラウザの「シークレットウィンドウ」に似ています。
ウェブサイトは、ヘッダーにコード「Request-OTR: 1」を追加することで、この新機能を利用できます。ただし、まずBraveでOTRを有効にする必要があります。URLバーに「brave://flags」と入力し、検索フィールドに「OTR」と入力して、「Request-OTRタブを有効にする」のドロップダウンメニューから「有効にする」を選択します。ブラウザを再起動すると、この機能が有効になります。
Braveを使用してそのようなウェブサイトにアクセスすると、ブラウザはウェブサイトを秘密に開くかどうかを尋ねます。「はい」をクリックすると、キャッシュ、Cookie、認証情報などのための一時的な保存領域が作成されます。この保存領域は、ウェブサイトを離れると削除されます。
この機能を使用するには、Braveをバージョン1.53にアップデートする必要があります。ブラウザの現在のバージョンは、「Braveについて」メニューアイコンから確認できます。この機能は便利ですが、OTRを提供するウェブサービスの数はまだ限られているようです。そのため、Braveの新しいOTR機能がさらに普及するまでは、Firefoxなどのブラウザでシークレットウィンドウを使用する方が効果的かもしれません。
この記事はドイツ語から英語に翻訳され、元々はpcwelt.deに掲載されていました。
この記事はもともと当社の姉妹誌 PC-WELT に掲載され、ドイツ語から翻訳およびローカライズされました。
著者: Arne Arnold、PCWorld 寄稿者
アーネ・アーノルドは30年以上にわたりIT業界で活躍し、その大半をITセキュリティ分野に注力してきました。ウイルス対策ソフトウェアのテスト、Windowsのセキュリティ強化に関するヒントの提供に加え、Windowsに最適なセキュリティツールを常に模索しています。現在は新たなAIツールを試用し、それらが私たちの未来にどのような影響を与えるのかを探っています。