
消費者レポート誌は6月号で、フェイスブックのユーザーは依然としてプライバシー管理機能を使って自分を守っておらず、18歳未満の子供の3分の1はサイトの最低年齢である13歳未満であると報告した。
「2011年消費者レポートネットの現状調査」によると、米国のFacebookユーザー約950万人は、依然としてサイト上でいかなるプライバシーコントロールも使用しておらず、これは国内のアクティブユーザーの約5人に1人に相当します。Facebookが昨年、プライバシーに関する懸念に対処するためにいくつかの変更を試みたことを考えると、このデータは驚くべきものです。
教育が答えかもしれない
Facebookの問題は、一部のユーザーが共有内容を制御できることに気づいていないことにあるのかもしれません。コンシューマー・レポートの調査によると、プライバシーコントロールを使用していないユーザーの3分の2は、その存在すら知りませんでした。
「これほど多くのFacebookユーザーが依然としてこれらのコントロールについて知らないという事実は憂慮すべきことだ」と、コンシューマー・レポートのテクノロジー編集者、ジェフリー・フォックス氏はブログ記事に記した。「今回の調査結果は、Facebookがユーザーにこれらのコントロールについて周知し、アクセスしやすくするための取り組みをさらに強化する必要があることを示唆している」
Facebookが懸念すべきはプライバシー教育だけではない。研究者らは、サイト利用の最低年齢である13歳未満のユーザーが約750万人いることを発見した。
Facebookはユーザーを審査しており、13歳未満のユーザーは拒否されますが、生年月日を偽るだけで簡単に登録できます。さらに悪いことに、研究者たちは、これらのプロフィールの多くは親の監督下になかったと考えています。これは問題なのでしょうか?もちろんです。昨年だけでも、約100万人の子供がFacebook上で嫌がらせやネットいじめの被害に遭っています。
子どもを「友達」にするだけ
親が子供を監視する簡単な方法があります。それは、子供を「友達」として追加することです。しかし驚くべきことに、10歳未満の子供に対してそうしている親はわずか18%でした。13歳から18歳の場合、その割合は62%とはるかに高くなっています。
子どもが小さい頃は純粋で天使のように無邪気だと思いがちですが、インターネット上で子どもを放っておくのは決して良い考えではありません。親御さんなら、お子さんがFacebook上で安全に過ごせるように、時間をかけて確認してあげてください。少しの努力が大きな効果をもたらすことは間違いありません。
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