昨年のCESで、インテルはオークリーとの提携によるスマートアイウェアの開発を発表し、火曜日にその成果を披露しました。ランニング中に音声コマンドで指導してくれる、気の利いたインタラクティブサングラスです。
インテルCEOのブライアン・クルザニッチ氏はCES基調講演で、「Radar Pace」という名称のスマートウォッチを今年後半に発売すると述べた。アスリート向けのSiriのようなものだと考えていただければいいだろう。

クレイグ・アレクサンダーがオークリーのレーダーペースを着用
「ねえ、レーダー、今日のワークアウトは何?」と尋ねると、彼女は「20マイル走って、1800フィート登るのよ」といった返事をしてくれる。(これは、クルザニッチと一緒にステージでデモンストレーションを行った、アイアンマン世界チャンピオンに3回輝いたクレイグ・アレクサンダーのようなアスリートの場合だ。そうでない人なら、3マイルと100フィートくらいだろう。)
ランニングを始めたら、レーダーに「ペースはどう?」などと質問すれば、教えてくれます。また、ペースが遅れている場合は、ペースを上げるようにアドバイスしてくれます。
「これはあなたにとっては簡単すぎると思います。もう少し頑張ってください」と彼女はある時点で言いました。
クルザニッチ氏は、このメガネはランナーやサイクリストに適していると語った。
しかし、彼はその費用がいくらになるかについては言及せず、またその技術がどのように機能するかについてもステージ上で説明しなかった。
このメガネには当然、耳栓とマイクが内蔵されており、片方のアームには小型コンピューターが搭載されています。その点ではGoogle Glassに少し似ていますが、Radar Paceは普通のサングラスに似ていて、それほどダサくはありません。
おそらく、オンボードプロセッサ、加速度計、Bluetooth無線を搭載したIntelのCurieチップを採用していると思われます。GPS機能を利用するためにスマートフォンとの連携が必要かどうかは不明ですが、GPSはバッテリーを大量に消費するため、おそらくそうだろうと思われます。
インテルはウェアラブルデバイスへのチップ搭載拡大を目指しており、このメガネはスポーツとフィットネスに重点を置いた基調講演で発表されました。おそらく、発売が近づくにつれて価格についてもより詳しい情報が明らかになるでしょう。