画像: ギガバイト
NvidiaのGeForceグラフィックスカードのxx70クラスは、長らくミドルクラスとされてきました。しかし、新世代が出るたびに「ミドルクラス」の価格は上昇傾向にあり、ゲーマーたちは高額なアップグレードにうんざりしているようです。NvidiaとそのOEM、そして小売パートナーもこの傾向に共感しているのかもしれません…あるいは、AMDが同価格帯で発売した500ドルのRadeon RX 7800 XT GPUの熱気を感じているだけかもしれません。いずれにせよ、様々なメーカーのGeForce RTX 4070カードは、発売時の600ドルから550ドルへと価格が少しずつ下がっています。
Amazon、Newegg、Best Buyといったお馴染みのサイトで値下げが見られます。まだ全米に広がっているわけではなく、今のところGigabyteとZotacのベースグレードのカードにしか影響していません。しかし、1~2週間もすれば、少なくとも米国価格に関しては、新しい「標準」価格が普及し始めるはずです。「標準」という言葉に二重引用符を付けているのは、これがNvidiaからの正式な小売価格の値下げであるという兆候がないためです。しかし、セールやその他の期間限定プロモーションの兆候がないため、これは4070の競争力を高めるための値下げのように見えます。
アップグレードすべきでしょうか?GPUエキスパートのBrad Chacos氏によると、1440p以下の解像度で省電力なゲームを楽しみたいならRTX 4070は優れたカードですが、4K解像度ではより高性能なカードが必要になるとのことです。Nvidiaのレイトレーシング対応は特筆すべき点です。しかし、FPSのパワーを重視し、DLSSのようなNvidiaの高度な機能は必要ない場合は、Radeon RX 7800 XTの方が500ドルと手頃で、よりパワフルなパフォーマンスを 発揮します。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。