ラスベガス?ホームセキュリティシステムというと、セキュリティ会社が販売し、スーツを着た専門家が設置する高度な監視機器を思い浮かべるかもしれません。しかし、スマートフォンの普及もあって、よりシンプルでインターネット接続型のホームセキュリティシステムも普及しつつあります。
好例がiSmartAlarmだ。同社は、火曜日にCESでIndiegogoの資金調達キャンペーンを開始し、iPhone対応のホームセキュリティ製品を販売するスタートアップ企業だ。同社は、この「クラウドファンディング」サイトを通じて製品の初回生産分を販売することで10万ドルを調達し、その後、さらなる製品開発(そして宣伝効果)につなげたいと考えている。

Indiegogoで販売されている250ドルのパッケージには、システム全体を制御する四角いベース「CubeOne」(上図)が含まれています。このシステムは、家の中の動きを検知する一連のモーションセンサー、窓やドアの侵入を検知する接触センサー、カメラ、そしてリモコンで構成されています。
iPhoneでワイヤレス製品を操作できます。画面をスワイプするだけで、カメラの角度を操作できます。お子様にリモコンを渡せば、学校から帰宅した時間を確認できます。アラームが作動すると、スマートフォンやアプリで通知するようにシステムを設定できます。
同社のマーケティングマネージャー、ザック・サットン氏によると、製品は現在パッケージ販売のみだが、iSmartAlarmは5月中に個別販売を開始する予定だ。サットン氏によると、iSmartAlarmの目標は、必要に応じて拡張したり縮小したりできるセキュリティシステムを提供することだという。カメラ、リモコン、センサーがさらに必要になった場合、簡単に(そして手頃な価格で)コレクションに追加できるとサットン氏は付け加えた。
では、iSmartAlarm は、類似のスマートフォン制御セキュリティシステムと比べて、どのような利点があるのだろうか。「コストです。ほとんどのセキュリティシステムはまだ月額料金がかかります」と、サットン氏は月曜日の夜、同社のブースで光沢のある白い製品ラインを披露しながら語った。
iSmartAlarm は決して商用グレードのセキュリティ システムではありませんが、その低価格と使いやすさにより、高価な設置型システムが主流の分野では魅力的な選択肢となっています。

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