
アンチセックを名乗るハッカーらは、物議を醸す法案に抗議して、月曜日遅くに米国連邦政府のオンラインセキュリティウェブサイトであるOnGuardOnline.govのウェブサイトをハッキングした模様だ。
OnGuardOnlineのウェブサイトとPastebinに寄せられたメッセージの中で、ハッカーらは「企業インターネットに対する容赦ない戦争」を起こすと脅迫し、オンラインプライバシー阻止法(SOPA)、知的財産保護法(PIPA)、偽造品取引防止協定(ACTA)が可決されれば、政府や企業のウェブサイトを「数十」破壊するとした。
また、ハッキングされたウェブサイトからメールアドレス、パスワード、銀行口座などの情報をダンプするとも脅迫した。「数百台のルート化されたサーバーに潜伏し、MySQLのダンプとメールスプールをすべてドロップする準備を整えている」と、アノニマス傘下のハッカーグループは述べた。
OnGuardOnline.gov は、米国連邦取引委員会 (FTC) によって管理される 14 の連邦機関のパートナーシップです。
セキュリティウェブサイトへのハッキングについて、FTCにコメントを求めたが、すぐには連絡が取れなかった。ウェブ改ざんアーカイブ「Zone-H」のウェブサイトも月曜日に改ざんされたが、誰が責任を負ったのかは不明である。

月曜日早朝、アノニマスのものとされる動画が、Facebook上で1月28日に低軌道イオン砲ツールを用いたDDoS(分散型サービス拒否)攻撃を仕掛けるという支援を呼びかけました。しかし、アノニマスのTwitterアカウントであるAnonOpsは、Facebookを閉鎖するという脅迫は偽物だと主張しました。Facebookに対する同様の脅迫は昨年も行われています。
アノニマスは先週、政府がオンラインストレージおよびファイル共有サイト「メガアップロード」を削除したことへの報復として、ユニバーサルミュージック、米国司法省、全米レコード協会などを含む政府および企業のウェブサイトへの攻撃を行ったと主張した。
ジョン・リベイロは、IDGニュースサービスでインドのアウトソーシングとテクノロジー全般の最新ニュースを担当しています。Twitterで@Johnribeiroをフォローしてください。メールアドレスは[email protected]です。