Appleの新しい第3世代iPadの温度に関する苦情が高まっており、コンシューマー・レポートは、ユーザーがゲームをプレイしている間、このタブレットの温度が最高116度に達すると主張している。
コンシューマー・レポートの調査結果は、オランダのサイトTweakersによる以前の熱画像テストに続くもので、そのテストでは、新型iPadはGLBenchmarkテストを5分間実行した後、華氏92.5度に達したことが判明している。
同じく熱画像法を用いたコンシューマー・レポートによると、新型iPadはゲーム「Infinity Blade II」を45分プレイした後、華氏116度(摂氏約48度)に達したという。このテストでは、iPadは電源に接続され、スマートカバーで支えられ、Wi-Fiはオン、4Gはオフ、室温は約72度(摂氏約22度)だった。
テスト結果
新型iPadは、電源プラグを抜いた状態でも、コンシューマー・レポートの熱画像テストで華氏113度(摂氏約44度)に達しました。これは、同じテストを実行したiPad 2よりも13度も高い数値です。どちらのテストでも、熱は一点に集中していました。
それでも、コンシューマー・レポートがiPhone 4のアンテナ問題を理由に「推奨しない」と評価したのと同じ評価を、新型iPadに下すかどうかは不明だ。コンシューマー・レポートのドナ・タペリーニ氏はブログ記事の中で、タブレットの発熱についてそれほど気にしていない様子だった。

「最も熱いときには、非常に暖かく感じましたが、しばらく抱いていても特に不快ではありませんでした」とタペリーニ氏は書いている。
一方、Appleは新型iPadの温度に関する苦情に対し、簡潔な声明を発表し、次のように回答しました。「新型iPadは、美しいRetinaディスプレイ、A5Xチップ、4G LTE対応、そして10時間のバッテリー駆動時間を実現し、しかも当社の熱仕様を良好に満たしています。ご不明な点がございましたら、AppleCareまでお問い合わせください。」
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