
MaKey MaKeyは、日常的な物をタッチ入力装置に変換できる新しいArduinoインターフェースボードです。ありふれたキーボードとマウスの代わりに、このボードを使えば、例えば1セント硬貨やキャンディーといった変わった物を使って入力したりクリックしたりできます。
システムの仕組みは以下のとおりです。MaKeyボードはUSB経由でコンピューターに接続し(追加ソフトウェアは不要)、ワニ口クリップを使ってお好みのコントローラーインターフェースにも接続します。ごくわずかな電気を通す物体であれば最大6個まで接続できるので、ほとんどの金属や食品が対象となります。また、銅テープを貼ったり、水を吹きかけたりすることで、非導電性の物体にも接続できます。
MaKey MaKeyボードを使えば、普段使っているコンピュータプログラムやウェブサイトを使って、様々なクレイジーで独創的な実験ができるというアイデアです。バナナでキーボードを弾いたり、アルファベットスープの麺を短縮キーボードにしたり、Play-Dohベースのコントローラーでマリオゲームをプレイしたりすることも可能です。
MaKeyは、Arduino Leonardoブートローダーを搭載したATMega32u4マイクロコントローラーなので、コンピューターブリッジを介さずにファンやLED、その他Arduinoのあらゆる設定を直接制御できます。また、Arduino環境で機能を再プログラムすることも可能です。

MaKey MaKeyプロジェクトは、MITメディアラボの学生ジェイ・シルバーとエリック・ローゼンバウムの発案によるものです。Kickstarterプロジェクトは目標額の25,000ドルをはるかに上回りましたが、MaKey MaKey本体と付属品はすべて揃った状態で35ドルで購入できます。
今週末の 5 月 19 日と 20 日に Bay Area Maker Faire に行く予定であれば、MaKey MaKey を自分で使ってみることもできます。
[Engadget経由のKickstarter]
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