Windows 10 Creators Updateには、長時間のウェブサーフィンの後、目への負担を軽減し、眠りに落ちやすくする新機能が搭載されています。「ナイトライト」と呼ばれるこの機能は、ディスプレイの色相を変化させることで、ブルーライトの放出を抑えます。
研究によると、夜間のブルーライトは他の色よりもメラトニンの生成を抑制し、体内時計をずらすことで睡眠覚醒サイクルを乱すことが明らかになっています。Night Lightが登場する以前は、この問題に対処するために、常に人気の高いf.luxなどのサードパーティ製ソフトウェアに頼る必要がありました。

[設定] > [システム] > [ディスプレイ]でナイトライト機能を有効にします。
ナイトライト機能を有効にするには、設定アプリを開き、「システム」>「ディスプレイ」に移動します。画面上部の「カラー」サブ見出しの下に、ナイトライト機能をオンにするためのスライダーが表示されます。
デフォルトでは、夜間照明は日没から日の出の間に点灯し、色の変化は控えめです。これらの設定をカスタマイズするには、「 夜間照明設定」リンクをクリックしてください。

ナイトライト設定画面。
ナイトライト機能を有効にすると、設定画面はこのようになります。画面上部には、ナイトライトをすぐに有効にできるボタンがあります。ボタンがない場合、ナイトライトは日の出から日の入りまでの間、自動的に点灯します。(これらの画像は仮想マシンを使って取得しているため、日の出から日の入りまでの設定が間違っていることにお気づきでしょう。)
そのボタンの下には、ナイトライトモード時の画面の色を調整するためのスライダーがあります。スライダーを上に動かすほどブルーライトの制限が弱まり、下に動かすほどブルーライトの制限は強くなりますが、画面が赤みがかります。

ナイトライトは、特定の時間帯に動作するようにカスタマイズできます。
日の出から日没までの間にナイトライトを点灯させる設定がうまくいかない場合は、「時間設定」ラジオボタンをクリックして、ナイトライトの点灯時間を変更できます。ラジオボタンが表示されない場合は、まず「ナイトライトのスケジュール設定」スライダーをオンにしてください。その後、時計の設定を画像のように変更し、お好みに合わせてください。
ナイトライトの機能はこれだけです。よりよい睡眠をとりたい方のためにブルーライトを制限するだけでなく、この機能は、夜間視力を維持するために赤色光の使用が推奨される屋外での天体観測中に天文アプリを使用する方にも役立ちます。