
前回Qboについてご紹介したのは、コープラの科学者による実験で鏡に映った自分を「認識」できる小さなロボットについてでした。約束通り、チームはロボット意識実験の次のステップとして、お互いを認識し、ちょっとした会話ができる2体のQboを組み立てました。
今回、科学者たちはQboのROS(ロボットオペレーティングシステム)と「物体認識装置」にわずかな改良を加え、他のQboを識別できるようにしました。ロボットには(まだ…)顔がないため、科学者は各ロボットがランダムに鼻を光らせて個々のロボットを区別するようにプログラムしました。緑色のQbo(ダニエル123)は、異なる鼻を光らせる別のQboに遭遇すると、同じ「種」の別の個体に出会ったことを認識します。
動画では、Daniel 123がArturoと交流し、自身を認識している様子が見られます。Daniel 123が振り返ると、別の青いロボット(Jane 234)に遭遇し、Jane 234もQboだと認識します。どちらのロボットも音声合成(Festival)と認識(Julius)プログラムを搭載しており、名前を交換したり、非常に短いながらも愛嬌のある会話を交わしたりすることができます。
コープラの科学者たちは、純粋にプログラミングを行う実験が、真の「意識」への遠い第一歩に過ぎない理由について、詳細に説明しています。「意識」とは一体何を意味し、どのようにして実現するのかについては、依然として議論の余地があります。しかし、心理学や哲学的な議論はもうやめにすべきではないでしょうか。正直なところ、私たちが見たいのはロボット同士のインタラクションだけなのですから。
あなたのロボット口説き文句は何ですか?コメントを残してください。
[The Corpra、Engadget経由]
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