
あるアナリストによると、アマゾンのKindle Fireタブレットのせいで、今年のホリデーシーズンのiPadの販売台数が200万台も減少したという。
最も安いiPadが499ドルであるのに対し、Kindle Fireは199ドルで販売され、12月だけで400万台以上が売れた。
モルガン・キーガンのアナリスト、タヴィス・マコート氏によると、ホリデーシーズンのiPadの売上成長は全体として予想外だったという。同氏は調査ノートの中で、Appleは今年第4四半期に1,300万台のiPadを販売したと推定した。これは前四半期の1,120万台という販売記録を上回ったが、マコート氏がホリデーシーズンの売上予測として示した1,600万台には及ばなかった。
フォーブスによると、アナリストの推定によると、Kindle Fireの売上により、ホリデー期間中のiPadの売上は「最大で」100万〜200万台減少したという。
iPadの売上成長はマコート氏の予想を下回ったものの、今後数ヶ月のAppleの業績については楽観的な見方を維持した。「要するに、12月はMacとiPhoneの製品ラインのシェア拡大と、iPadの継続的な力強い成長により、Appleにとって再び素晴らしい四半期になるだろうと確信している。ただし、当初の予想よりは若干鈍化するだろう」と彼は記した。
彼はまた、アップルが今年春に新型iPad、秋に新型iPhoneを発売することで、力強い成長を示すと予想している。さらに、アップルが今年テレビを発売すれば、成長に追い風となるだろうと付け加えた。
しかし、彼は成長の見通しに多少の波があること、特に3月から6月期に波があることを認めた。昨年、Appleはこの期間に非常に好調だったため、前年との比較は同社にとって「困難」になる可能性があると説明した。
マコート氏はまた、ホリデーシーズンの四半期におけるiPhoneの販売台数が2,900万台になると報告した。これは、以前の2,700万台という予想を上回っている。iPhoneは同四半期のAppleの売上高の47.5%を占め、前年同期の39.1%から増加した。
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