
ヴァージン・モバイルUSAは本日、プリペイドの月額通話プランを大幅に値下げし、SMSのみのプランを導入するとともに、失業中の顧客の通話料金を負担すると発表した。4月15日より、ヴァージン・モバイルUSAの顧客は月額50ドルで無制限通話を利用できる。これは、現行の無制限プランより30ドル安い。ヴァージンの他の2つの月額通話プランも値下げされる。いつでも通話300分と午後7時までの夜間・週末通話1,000分が30ドル(従来は35ドル)、いつでも通話400分と夜間・週末通話無制限が40ドル(従来は50ドル)となる。
メッセージングの狂気
マルチメディアメッセージング(MMS)やTwitterなどのマイクロブログサービスの人気が高まっていることを受け、ヴァージン・モバイルは新たなプラン「Texter's Delight」を発表しました。月額15ドルで毎月1,000通のMMS、または月額20ドルで無制限のテキストメッセージプランをご利用いただけます。Texter's Delightは、テキスト、インスタントメッセージ、メール、写真、ビデオメッセージをカバーしています。それでも時々電話で話したい場合は、1通話につき10セントの通話料がかかります。 ヴァージン・モバイル救済
ヴァージン・モバイルは、厳しい経済状況下で職を失った顧客を支援するため、ピンク・スリップ・プロテクション(PSP)プログラムを導入しました。PSPの対象となるには、失業前の2ヶ月間連続してヴァージン・モバイルUSAの顧客であり、12ヶ月以内に州の失業給付の受給資格を得る必要があります。これらの条件を満たしている場合、ヴァージン・モバイルは最大3ヶ月間、税金と追加料金を含むプラン費用を負担します。月額通話プランの新規顧客は自動的にピンク・スリップ・プロテクションに登録され、既存の顧客は6月30日まで登録可能です。
顧客がより低コストで効果的なコスト削減策を模索する中、携帯電話業界の競争は激化しています。Virgin Mobileの新プランは、Metro PCS、Leap Wireless、SprintのBoost mobileといった競合他社が最近価格を値下げしたことへの対抗策です。Virgin Mobileは、Verizon、Sprint、AT&T、T-Mobileといった大手通信事業者に続き、昨年夏に無制限通話プランを導入しました。新プランとPink Slip Protectionは、4月15日よりVirgin Mobileで提供開始となります。