
新たなオンラインレポートによると、HTC製のFacebookスマートフォンが早ければ2013年半ばにも発売される可能性がある。ハードウェアについては何も発表されていないが、ブルームバーグによると、この新型端末には「改良されたOS」が搭載されるという。これは、FacebookがAndroidをベースにしたOSを開発しているのか、それともTizenのようなあまり知られていないオープンソースのモバイルプラットフォームをベースにしているのかは不明だ。
フェイスブックの携帯電話に関する最新ニュースは、同ソーシャルネットワーキングサイトが5月に株式公開されて以来初の四半期業績報告を発表する数時間前に発表された。
ブルームバーグの報道は、Facebookが2013年に発売予定のスマートフォンを開発中であると報じたニューヨーク・タイムズ紙の5月の記事に続くものだ。タイムズ紙はまた、Facebookがデバイス開発のために元Appleのエンジニアチームを雇用したと報じている。ブルームバーグもFacebookが元Apple社員を雇用したと報じているが、今回の報道では、このチームはFacebookのiPhoneおよびiPadアプリケーションの改善を目的としているとしている。

フェイスブックの幹部はブルームバーグの報道についてコメントを控え、「世界中のより多くの人々に強力なソーシャル体験を提供するために、通信事業者、ハードウェアメーカー、OSプロバイダー、アプリケーション開発者など、モバイル業界全体で取り組んでいる」とだけ述べた。
Facebookフォンに関する憶測は2010年から流れていましたが、ここ数ヶ月でようやく現実味を帯びてきました。Facebookは、メッセージング、基本的なソーシャルネットワーキング、写真共有、そして最近ではFacebookページ管理など、サービスを個別のモバイルアプリに分割することに尽力してきました。また、Facebookは6月に、Facebookと連携するモバイルおよびPCアプリケーションを展示するApp Centerも立ち上げました。
Facebookは現在、膨大なオンラインユーザーから収益を得る方法を模索し、モバイルに注力しています。同社によると、9億100万人のアクティブユーザーの半数以上が毎月モバイル版のFacebookを利用しています。しかし、Facebookはモバイル製品を広告やその他の収益源で収益化する方法をまだ見つけていません。
Facebook の最初の収益報告は木曜日の午後 2 時 (太平洋標準時) / 午後 5 時 (東部標準時) に予定されており、その電話会議に参加するアナリストは間違いなく Facebook スマートフォンの可能性について質問するだろう。
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