展示会で展示された技術デモの多くは、実際には製品化されません。しかし、iBuypowerの魅力的なケース「Project Snowblind」は、来月発売予定です。
上のビデオを見ましたか?見て!Snowblindはヤバいです。
iBuypower が Intel の協力を得て開発したこのコンセプトは、デジタル サイネージでよく使用される透明な LCD ディスプレイを NZXT N450 ケースの側面に組み込むというものです。
つまり、ケースのウィンドウにビデオやシステム診断情報を表示でき、内部のハイエンドコンポーネントを遮ることなく操作できます。LCDパネルなので、ウィンドウには電源とコンテンツが必要なため、システムのグラフィックカードに接続します。iBuypowerが見せてくれたほぼ完成版のSnowblindシステムでは、ケースのディスプレイがOS上でセカンドモニターとして表示され、Snowblindウィジェットは無料のデスクトップスキンツール「Rainmeter」上で動作していました。

iBuypower の Snowblind ケース ウィンドウは、DVI 経由の通常のモニターと同じように駆動されます。
透明なディスプレイ効果は、真っ白な内装の上を走ると最も美しく見えます。これらの液晶画面は繊細なため、iBuypowerはガラス層で保護しています。画面サイズは約19インチ(対角)で、解像度は1280×1024です。iBuypowerによると、最終モデルではカラー画像と動画もサポートされますが、多少色褪せてしまうとのことです。
1280×1024 の解像度は、現代のディスプレイとしては途方もなく低いように思えるかもしれませんが、ケース ウィンドウの場合、ビデオと画像は私の目には非常に鮮明に見えました。

Snowblind の実行には外部 AC 電源は必要ないようですが、このボックスを拡張ポートに差し込む必要があります。
透明デジタルサイネージは新しい技術ではありませんが、iBuypower はこの種のディスプレイを PC に統合し、実際に手頃な価格で販売する最初の企業になると思われます。
最後の点こそが肝心です。iBuypowerが6月のComputexでSnowblindを披露した際、多くの人は「クールだ」と感じながらも、導入するには費用がかかりすぎるだろうと予想していました。
しかし、iBuypower によれば、Snowblind ウィンドウのコストは同社の PC ビルド 1 つに 250 ドル追加されるだけで、2 月には発売される予定だという。

スノーブラインドの改良版もフルカラーになる