
フェイスブックは水曜日に欧州の一部地域で一時的にダウンし、欧州地域以外の一部の国のユーザーからも問題が報告されている。
ベルギーの連邦サイバー緊急チームCERT.beは、FacebookがDDOS(分散型サービス拒否)攻撃を受けたと発表した。
しかし報道によると、ソーシャルネットワークは、技術的な問題によりサイトが欧州で利用できなくなっていたが、復旧したと発表した。
Facebook社は障害に関するコメント要請に応じなかった。
アイスランド議会議員ビルギッタ・ヨンスドッティル氏によると、ソーシャルネットワークはアイスランドで約1時間利用できなくなり、グリニッジ標準時午前8時半ごろに復旧したという。
この障害を受けて、ツイッターの一部のユーザーは、米当局がハッカー容疑者5人を逮捕したことへの報復としてアノニマス・グループがフェイスブックを攻撃したのではないかと推測している。
CERT.beはTwitterのメッセージで、「Facebookに対するDDoS(分散型サービス拒否)攻撃が進行中です。Facebookアカウントへのアクセスが一時的にできなくなる可能性があります」と述べた。
チュニジアや南アフリカなど、欧州以外の多くの地域のTwitterユーザーもFacebookに問題があると報告した。
ヨンスドッティル氏はツイッターのメッセージで、欧州のほとんどの国、エジプト、トルコ、ロシアでフェイスブックがダウンしていると述べていた。
チュニジアの英語ニュースサイト「Tunisia Live」は、チュニジア国内でFacebookが利用できなくなったが、その後復旧したと報じた。南アフリカ在住のTwitterユーザーでモデルでもあるブランドン・ロレンゾ氏によると、水曜日の約6時間にわたり、南アフリカのFacebookユーザーが影響を受けたという。ログインや全般的な利用に支障があったという。
Facebookは2月、新規株式公開を申請した翌日に再び障害を経験した。