SwaggSec と名乗るハッカー集団が、世界の消費者向け電子機器製品の約 40% を組み立てている Foxconn のコンピューターに侵入し、データを盗んでインターネットに投稿した。どうやら、それは単なる冗談だったようだ。

ハッカーらは、水曜日にフォックスコンから盗み出されたユーザー名とパスワードは、同社の顧客から不正な注文を受ける可能性があると、盗んだデータを含むトレントファイルに添付された声明で述べた。フォックスコンはサービスサイトをオフラインにしている。
「政府や企業を暴露するのは楽しいが、それよりも大きな理由は、インフラに侵入して破壊したときに生じる面白おかしさだ」とハッカーらは述べた。

報道によると、流出したデータには、フォックスコンの複数のグローバルセールスマネージャーの連絡先、ユーザー名、IPアドレス、ID、同社の電子メールユーザーと顧客の購入リストが含まれていたという。
ハクティビスト集団の面では、SwaggSec は Anonymous よりも現在は解散した LulzSec に近いように思われるが、SwagSec は、より高度な社会的目標を掲げるハクティビストはサイバーアナーキストとの共通点を彼らが認めたい以上に多く持っていると主張している。
「『ハクティビスト』を自称する人たちの中に、心の奥底で、インフラをハッキングするというアナーキスト的な行為に加担することを楽しんでいる人がいることを私たちは知っています」と彼らはPasteBinの声明で述べた。
LulzSecは昨年、50日間にわたるハッキング攻撃を繰り返した後、法執行機関の厳しい監視に直面して自滅しました。活動初期には、ソニーからPBSまで、様々な組織のサーバーに侵入していました。
フォックスコンは公式声明でこの侵入についてコメントを控えた。

わずか12日前、ニューヨーク・タイムズ紙はフォックスコンの労働者への虐待に関する長文の記事を掲載しました。しかし、SwaggSecは、同団体はフォックスコンの労働条件に失望しているものの、「そのような理由で企業をハッキングしているわけではない」と述べています。
従業員の安全とメンタルヘルスは、このメーカーにとって慢性的な問題となっている。2010年には自殺者が相次ぎ、同社の労働環境が著しく悪化した。また昨年は、ある工場で爆発事故が発生し、従業員3名が死亡、12名以上が負傷した。
フリーランスのテクノロジーライター John P. Mello Jr. と Today@PCWorld を Twitter でフォローしてください。