
Adobeは火曜日、モバイルプラットフォームパートナー向けにAdobe Flash 10.1をリリースしたと発表しました。Android、Blackberry、WebOS、Windows Phone、Symbian、MeeGo、LiMoでのサポート開始となります。これはあなたにとって何を意味するのでしょうか?Android 2.2を搭載したNexus Oneをお持ちの方(偶然無線LAN経由で入手したか、手動でインストールした方)でない限り、何もありません。
いつかFlash 10.1があらゆるモバイルデバイスで利用できるようになるでしょう。でも、もうしばらくは待たないといけないので、スニッカーズでも買っておいた方がいいかもしれません。
Android 2.2でFlash 10.1を動作させたいAndroidスマートフォンをお持ちの方は、こちらのアップグレードガイドをご覧ください。要点は、MotorolaのDroidが次にFroyoに移行する予定(時期は未定)で、その他複数のAndroid 2.1スマートフォンも今後6ヶ月以内、あるいは年末までにFroyoに移行するということです。かつてFlash 10.1はAndroid 2.1以降で動作すると報じられていましたが、Adobeの発表ではAndroid 2.2のみに言及されています。
その他のモバイルプラットフォームについては、2010年後半から2011年初頭を想定している。「火曜日には大量のデバイスが発売されることはないかもしれないが、来年のクリスマス、CES、Mobile World Congressに向けた準備は本当に楽しみだ」とAdobeの技術戦略担当ディレクター、Anup Muraka氏はIDG News Serviceに語った。
携帯電話でFarmvilleをプレイしたり、Flashを採用している多くのコンテンツプロバイダーの動画を視聴したりすることを待ち望んでいる皆さんは、この長い待ち時間に慣れているはずです。2008年には、モバイル向けFlash 10に関する噂が耳にし始め、Adobeは2009年後半のリリースを目指していました。当初の計画では、昨年10月までに開発者向けにベータ版を提供する予定でした。しかし、ベータ版のリリース時期は、一部のデバイスでは2009年後半、その他のデバイスでは2010年初頭に延期されました。そして先月、レビュアーたちはついにNexus OneでFlash 10.1を試すことができました。
Nexus OneとおそらくMotorola Droidを除くすべての機種でFlash 10.1がリリースされるまでには、まだ数ヶ月かかるでしょう。本日のパートナー向けリリースのニュースは注目に値するものの、消費者としては興奮するほどのものではありません。スティーブ・ジョブズの誤りを証明するには、もう少しの忍耐が必要でしょう。