ドイツ・マンハイムの地方裁判所は、サムスン電子が起こした特許訴訟で再びアップルの側に立ち、金曜日、同社がサムスンがiPhoneとiPadに対して主張した2つ目の特許を侵害していないとの判断を示した。

先週、裁判所は、サムスンがアップルがロイヤルティを支払わずに使用していると主張していた一連のモバイル特許の最初の特許をアップルが侵害していないとの判決を下した。
サムスンは今回、最初の敗訴後に表明した声明を繰り返した。広報担当者は電子メールで、「当社は落胆しており、判決を分析し、控訴の是非を判断する」と述べた。残りの特許についても裁判所がサムスンに有利な判決を下してくれることを期待しており、今後数週間のうちに新たな判決が出るだろうと広報担当者は述べた。
問題となっている特許はEP 1,114,528であり、「移動通信システムにおけるレートマッチングに使用されるデマルチプレクサおよびマルチプレクサを制御する装置および方法」について記載している。
アップル社は今回の勝利についてはコメントしなかった。
両社は店頭だけでなく法廷でも争っている。ストラテジー・アナリティクスのデータによると、第4四半期のiPhone販売台数は3,700万台で、サムスンのスマートフォン販売台数は3,650万台だった。アップルが勝利した。
データは、スマートフォン市場が2社による競争になりつつあることも示している。
アップルとサムスンは、2011年最後の3か月間でスマートフォン市場のほぼ50%のシェアを獲得したが、第3四半期および通年では約40%だった。
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