Windows界に、ついにゴミ箱PCが登場しました。しかも、AppleのMac Proよりもはるかにクールなルックスで、 PCゲーマーの夢を叶えるだけのパワーを備えています。MSIは先日、VR対応のVortex「ゲーミングシリンダー」の発売を発表しました。
Vortexの高さは10.5インチ(約25cm)で、MSIによるとサブウーファーほどの大きさです。しかし、この小さな筐体には、超パワフルなマシンがぎっしり詰まっています。このPCは、最大4.0GHzのIntel Core i7-6700Kプロセッサー、64GB DDR4 RAM、デュアルNVIDIA GeForce GTX 980グラフィックスカード、そしてSuper RAID 4構成のオンボードストレージを搭載しています。
ご自宅への影響: Vortexは現在、様々なオンラインストアで販売中です。MSIのVortexページで全製品リストをご覧いただけます。この小型のパワーマシンの価格は2200ドルからです。VRゲームだけでなく、従来のPCゲームにも使用したい場合、今月末に予定されているOculus Riftの発売日に間に合うかどうかは、いつ、どこで注文するかによって異なります。本稿執筆時点では、Amazonは2~5週間以内の発送予定、B&Hは近日発売予定、Neweggは在庫ありと発表しています。
MSI Vortex の圧倒的な栄光。
パワー!無限のパワー!
そのパワーは、実に素晴らしいトリックを生み出します。MSIの小さなバケツは、最大6つのビデオ出力を同時にサポートします。もちろん4K対応で、Oculus RiftやHTC Viveにも問題なく接続できます。オンラインゲーマーは、VortexにKiller DoubleShot X3 Pro接続機能が搭載されていることにも満足するでしょう。この構成により、ニューヨークの隔離された街中で敵を撃ちながら、同時にTwitchなどのサービスで勝利のライブストリーミングを配信する場合でも、遅延が少なくなります。
Android および iOS 用のモバイル アプリもあり、スマートフォンからマシンのパフォーマンスを調整できます。
それはゴミ箱ではありません…ゲームステーションです!
そして、そもそもこの製品がVortexと呼ばれる理由、それは冷却機能です。MSIによると、Vortexには同社の360度Silent Storm Coolingテクノロジーが搭載されているそうです。MSIによると、このシステムは「渦巻き状の風路を作り出す」もので、マシンの底部から熱を奪い、上方に排出することで冷却効果を発揮するそうです。
そう、Vortexの名前は冷却システムに由来しています。もし気分が楽になるなら、このシステムが家庭にもたらすゲーム大騒ぎからVortexと名付けたと想像してみてもいいでしょう。