Googleドライブのストレージ容量が上限に達している場合は、古いファイルや未使用のファイルを削除して空き容量を増やす必要があります。しかし、ファイルを削除してもGoogleドライブの容量がまだいっぱいの場合はどうすればよいでしょうか?
なぜこのようなことが起こるのか、また問題を解決するにはどうすればいいのかについて知っておくべきことを次に示します。
ファイルを削除してもGoogleドライブのストレージ容量が解放されない理由
Googleドライブからファイルを削除してもストレージ容量に影響がないと分かると、戸惑うかもしれません。理由は想像以上に単純です。「削除」されたファイルは実際にはゴミ箱に移動されただけで、そこでストレージ容量を消費し続けているのです。
Google がこのようにしているのは、ユーザーが誤って重要なファイルを削除してしまうことを防ぐセキュリティ対策だからです。
通常、Googleドライブは削除されたファイルを実際に削除するまで30日間ゴミ箱に保存します。これにより、後で気が変わって削除したファイルを復元する必要が生じた場合に十分な時間を確保できます。
しかし、すぐにストレージ容量を解放する必要がある場合は、待つ必要はありません。ゴミ箱を手動で空にするだけで済みます。

Google ドライブのごみ箱はいつでも手動で空にすることができます。
PC-Welt
これを行うには、ブラウザでGoogleドライブにアクセスし、左側のサイドバーにある「ゴミ箱」をクリックします。すると「ゴミ箱を空にする」ボタンがあります。それをクリックし、 「完全に削除」をクリックして確定します。
これにより、ゴミ箱内のすべてのコンテンツが完全に削除され、Google ドライブ アカウントのストレージ容量がすぐに解放されます。
この記事はもともと当社の姉妹誌 PC-WELT に掲載され、ドイツ語から翻訳およびローカライズされました。
著者: Florian Kastner、PCWorld寄稿者
フロリアン・カストナーは、2016年からITとマーケティングの分野でフリーランスライターとして活動しています。コンピュータサイエンスの学位を取得し、AI、Android、VPNといったトピックを専門とする豊富な実務経験を有しています。以前はゴーストライターとして活動し、コンピュータ雑誌からHubspotなどの有名企業まで、あらゆる媒体に記事を執筆してきました。彼の情熱は、複雑な問題を分かりやすく説明し、わかりやすいチュートリアルにすることです。