
ここ10~20年の間に、歩行可能なロボットは数多く登場しましたが、そのほとんどは、まあ、少々ぎこちない印象でした。そこで登場するのが、人間中心の超敏捷性(Human-Centered Hyper-Agility)を謳う新型ロボット「Hume」です。ロボットに詳しくない方のために説明すると、Humeは人間と同じように、二足歩行で起伏のある不整地を高速で走ることができるということです。
Humeは、サンフランシスコを拠点とするロボット企業Meka Roboticsとテキサス大学オースティン校のHuman Centered Robotics Groupによるプロジェクトです。チームは最近、このプロジェクトに関する論文(PDF)と、Humeの現在の機能を紹介するビデオを公開しました。
ビデオからわかるように、Hume があなたの街の通りを走り始める準備ができるまで、チームはまだやるべき作業がいくつかあります。
Humeの製作者たちは実用的なプロトタイプを製作しました。しかし、Humeが人間と同じ速度で、彼らが作り上げた不整地を走れるようにするためのソフトウェアの開発はまだ進行中です。現時点では、Humeは機械的には高速走行が可能ですが、バランスを保つためにはまだ補助が必要です。近いうちに、彼が素晴らしいスタントを披露する姿が見られることを期待しています。
[テキサス大学(PDF)およびYouTube(Engadget経由)]
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