
日産、あるいは他の自動車メーカーは、一般的にスマートフォンとはあまり関係がありません。しかし今週、日産は方向転換し、世界初と謳う自己修復機能付きiPhoneケースを発表しました。
日産のスクラッチシールドiPhoneケースは、日産車やインフィニティ車に使用されているのと同じ傷修復塗料を使用しているため、どんな擦り傷も自然に修復されると謳っています。日産によると、小さな擦り傷であれば1時間以内に治癒しますが、深い切り傷の場合は修復に最大1週間かかる場合があるとのことです。
自己修復ケースの背後にある魔法は、ポリロタキサンベースの塗料です。塗料に含まれるポリロタキサンは、変化(この場合は切断による損傷)に反応し、化学構造を元の状態に戻します。
ケース自体は ABS プラスチック シェルで作られており、スクラッチ シールド ペイントが施されているため、他のケースによくある滑りやすい光沢のある仕上げとは対照的に、滑りにくい質感が得られると言われています。
日産は既に、NTTドコモのStyle Series N-03Bなどの日本製携帯電話に、スクラッチシールド塗料を採用しています。今後、同社はこの自己修復塗料を他のモバイル機器、さらにはさらに多くの製品に展開することを目指しています。
日産は現在、少人数グループによるベータテストを実施しています。ケースの需要が高ければ、年末までに商用版をリリースする予定です。
この自己修復塗料を他に何に塗りたいですか?コメントを残してください。
[日産ヨーロッパ、Slash Gear、ペン・オルソン、Tech Crunch経由]
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