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ソニー、経営再建の一環としてプレイステーションのゲームを非家庭用ゲーム機にストリーミング配信へ

ソニー、経営再建の一環としてプレイステーションのゲームを非家庭用ゲーム機にストリーミング配信へ
ソニー、経営再建の一環としてプレイステーションのゲームを非家庭用ゲーム機にストリーミング配信へ

ソニーは、現在進行中の経営再建策の一環として、ストリーミング技術を活用してプレイステーションのゲームを専用ゲーム機以外のデバイスにも展開する予定だが、ゲーム事業の利益は依然として低迷するとし、スマートフォンとカメラの販売目標を引き下げた。

東京に本社を置く同社は火曜日の戦略発表会で、平井一夫新CEOの下、昨年は記録的な損失からの回復と小幅な利益計上という中核目標を達成したことを強調した。しかし、これは主に建物と保有株式の売却によって達成された。

一方、Xperiaスマートフォンやタブレットなどの好調な製品にもかかわらず、ソニーの中核であるエレクトロニクス事業は依然として赤字で、昨年発表した高い収益目標を引き下げた。

ソニーのプレイステーション事業は、アップルやサムスン電子といった電子機器業界のライバルが太刀打ちできない資産であり、年末商戦期に発売予定の次世代ゲーム機「プレイステーション4」を筆頭に、ソニーの継続的な業績回復において重要な役割を果たすだろう。ソニーは、2015年3月期のゲーム機とゲーム機の売上高が100億ドル、つまり全社売上高の12%に達すると引き続き予想しているが、同部門の営業利益目標を8%からわずか2%に引き下げた。

同社はまた、ソニーが昨年買収したGaikaiが開発したクラウド技術を使い、プレイステーションのゲームを幅広いデバイスにストリーミング配信することで事業を拡大したいと考えているという。

スマートフォン、タブレットの販売予想が低下

ソニーはスマートフォンとタブレットについても予想を引き下げ、2015年3月期の売上高目標を昨年予想の17億5,000万ドルから14億ドルに引き下げたと発表した。

ソニーは、サムスンとアップルに次ぐ世界第3位のスマートフォンメーカーの座をめぐり、ファーウェイ・テクノロジーズなどのライバル企業と争っている。また、カメラとイメージセンサーの売上高目標を13%引き下げた。

ソニーは2012年にGaikaiを約3億8000万ドルで買収し、クラウドベースのゲームサービスを買収した初の大手ゲームメーカーとなった。同社は既に、承認されたサードパーティ製Android端末の開発を促進するプラットフォーム「PlayStation Mobile」を通じて自社のゲームブランドを活用しようとしており、PS4ではゲーム中にスマートフォンやタブレットを補助画面として利用できるようになると発表している。

HDTV

同社はまた、テレビ事業を今期(3月期)中に黒字化させると発表した。ソニーのテレビ部門は長らく財務の足かせとなっており、黒字化への回帰に何度も失敗してきた。平井氏は現在、自らテレビ事業を統括している。

ソニーは、映画や音楽関連の大規模な資産をエレクトロニクス事業の拡大に活用できず、株主からは「スパイダーマン」や「007」といったフランチャイズを含むエンターテインメント関連資産の一部を分離するよう求められている。日本の経済紙「日経」は、ソニーが大株主からのこうした資産売却提案を検討していると報じている。

Otpoo

Health writer and researcher with expertise in evidence-based medicine and healthcare information.