
Appleは月曜日、MacBook Proシリーズのスペックを、価格帯は据え置きながら強化しました。内部のアップグレードにより、同シリーズの全3モデルでプロセッサの高速化、ストレージ容量の拡大、グラフィック性能の向上が図られています。
エントリーレベルの13インチMacBook Proは、2.4GHzデュアルコアIntel i5プロセッサ、4GBのRAM、500GBのハードディスクを搭載し、価格は1200ドルです。15インチと17インチの標準モデルは、2.4GHzクアッドコアIntel i7プロセッサ、4GBのRAM、750GBのハードディスクを搭載しています。
グラフィックスも全面的にアップデートされました。15インチのベースモデルは、512MBのRAMを搭載したAMD Radeon HD 6750Mを搭載し、価格は1,799ドルです。1GBのRAMとより高速な2.4GHzプロセッサを搭載したAMD Radeon HD 6770Mは2,200ドルです。17インチモデルも1GBのRAMを搭載したAMD 6770Mを搭載し、価格は2,500ドルからです。
This Is My Nextが指摘しているように、Appleは今年初めのMacBook AirやMac Mini、そして最近ではiPhone 4SにBluetooth 4.0テクノロジーを採用しましたが、MacBook ProにはBluetooth 4.0テクノロジーを採用しませんでした。Bluetooth 4.0は、2.1(現在MacBook Proシリーズに搭載)よりも消費電力が少なく、無線範囲が広がるとされています。
刷新されたMacBook Proシリーズは外観に変更はありません。13インチと15インチモデルの厚さは0.95インチ(約2.3cm)のままですが、17インチモデルは0.98インチ(約2.3cm)と若干厚くなっています。AppleはMacBook Proシリーズのバッテリー駆動時間は約7時間と推定しており、各モデルには最大10Gbpsのデータ転送に対応するThunderboltポートが搭載されています。刷新されたMacBook Proシリーズ全モデルは、Appleのオンラインストアで現在販売中です。
TwitterでDaniel IonescuとToday @ PCWorldをフォローしてください