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ついに、誰もが捨てている不要なCDやDVDの活用方法が見つかりました。富士通は金曜日、CDとDVDをノートパソコンのプラスチックとして再利用する初のリサイクルプログラムを発表しました。
ノートパソコンメーカーが光学式ドライブを廃止し、大容量外付けハードドライブが手頃な価格になったことで、CDやDVDの用途はますます狭まりつつあります。コースターやクリスマスツリーの飾りとして活用すれば、ゴミ捨て場行きを防げるかもしれませんが、もっと有効活用すれば、誰にとってもプラスになるでしょう。
富士通の新しいリサイクルシステムをご紹介します。このシステムでは、CDやDVDの製造に使用されたポリカーボネート素材をノートパソコンの本体(本体にも同じ素材を使用)に再生します。富士通は既に、企業向けノートパソコン「Lifebook」シリーズの「Lifebook P722/E」にこの再生プラスチックを使用しています。
富士通は、光ディスクをノートパソコンの部品にリサイクルすることで、通常のノートパソコンの製造プロセスと比較して、年間10トンのプラスチック使用量を削減でき、CO2排出量を約15%削減できると見積もっています。
同社はリサイクルプログラムを他の素材にも拡大する計画です。米国での導入時期については発表がありませんが、AOLのトライアルディスクがついに有効活用される可能性を考えるだけでも、私は嬉しくなります。
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