優れたマウスとキーボードで長年知られている Razer は、近年その範囲を広げ、PC のようにゲームができるタブレット、信じられないほど薄くて軽いゲーム用ノートパソコン、プロ用イヤホン (本当です)、フィットネス バンド、さらにはレゴ ブロックを交換するのと同じくらい簡単にコンポーネントを交換することができる非常に野心的なモジュラー PC コンセプトである Project Christine まで、さまざまな愛好家向けのハードウェアを導入しています。

現在、Project Christine が単なる空想製品以上のものになることを目指している一方で、Razer は PC ケース用の新しい「Designed by Razer」ライセンス プログラムを通じて、ハードウェアの専門知識とブランドをより従来型の PC に展開しています。
これらのケースにはRazerの三頭蛇のロゴと伝統的な黒と緑のデザインが採用されていますが、「Designed by Razer」は実際にはライセンス契約に基づくものです。これらのケースは、Razer社内で製造されるのではなく、Razerのデザインチームおよびエンジニアリングチームと連携したサードパーティのケースメーカーによって製造・販売されます。
まず最初にご紹介するのは、NZXT H440 Razer Editionです。NZXTのH440ミッドタワーケースに、Razerのロゴが厚くあしらわれています。アグレッシブなダークカラーを基調としたデザインに、鮮やかなグリーンがアクセントとしてあしらわれ、マシン背面の緑色のLEDポートライトや底面から発せられる緑色の輝きも印象的です。Razerのロゴがあしらわれた一体型電源シュラウドも備えており、筐体前面にもロゴがあしらわれています。

それ以外の点では、オールスチール製のケースはオリジナルのNZXT H440と非常によく似ています。RazerのH440のページでは、優れたケーブルマネジメントと水冷システム、そして大型グラフィックカードへの対応が謳われていますが、これらの機能はすべてNZXTの標準ケースにも搭載されており、メーカー希望小売価格は120ドルです。Razer Editionの価格はまだ発表されていませんが、詳細が発表された際に通知を受け取るには登録が必要です。
Designed by RazerシリーズがNZXT H440を超えてどこへ進むのか、興味深いところです。このシリーズは既存のケースの外観を刷新するだけなのでしょうか、それとも全く新しい製品が登場するのでしょうか?たとえDesigned by Razerが「Razer Editions」のラインナップに進化したとしても、Razerの承認は、Razerが主張する「厳格な審査プロセス」が真実であると仮定すれば、ヘビ柄かどうかに関わらず、愛好家が検討すべきケースの指針となるはずです。