
HTCは、HTC Flyer Tabletの米国版として、HTC Evo View 4Gを発表しました。この7インチタブレットは先月のMobile World Congressで発表されましたが、当時HTCは米国での発売計画を明らかにしていませんでした。本日Sprintが発表したことで、そのベールが剥がれ落ち、Evo View 4Gは今夏、同じく本日発表されたHTC Evo 3Dと同じ時期に発売されることが明らかになりました。
Evo View 4Gは、Android 2.3をベースに、タブレット向けに最適化されたHTC Senseインターフェースを搭載しています。Sprintによると、このOSは将来的にAndroid 3.0(Honeycomb)にアップグレードされる予定です。また、1.5GHzのQualcomm Snapdragonプロセッサ、1GBのRAM、32GBの内蔵メモリ、microSDカードスロット、デュアルカメラ(5メガピクセルの背面カメラと1.3メガピクセルの前面カメラ)を搭載しています。さらに、Adobe Flashを再生することも可能です。

ディスプレイの解像度は1024×600ピクセルで、HTCのScribeペンによるペン入力に対応しています。タブレットにはデジタルペンアクセサリが付属しており、文章のハイライトや文書への署名など、デジタルでメモを取ったり、音声で記録したりできます。

Evo 3Dと同様に、Evo View 4GはHDMI出力とDLNAに対応しています。さらに、このタブレットは最大8台のWi-Fi対応デバイスをモバイルホットスポットとして接続できます。競合タブレットは通常、Wi-Fi対応デバイスを5台しかサポートしていません。