画像: マーティン・ウィリアムズ/IDG
リマインダーの設定は、スマートフォンやスマートスピーカーのGoogleアシスタントでできる最も便利な機能の一つです。特に忘れっぽい人にとってはなおさらです。しかし、アシスタントに導入される新機能により、リマインダーはさらに便利になり、わざわざ覚えておく必要がなくなります。
Googleアシスタントにリマインダーを設定するよう頼む代わりに、家族や同居人の誰かにリマインダーを設定できるようになります。つまり、「OK Google、日曜日にゴミ出しをリマインドして」と言う代わりに、「OK Google、スーザンに日曜日にトラックを出すようにリマインドして」と言えば済むことになります。すると、指定した時間に、その人のスマートフォンやスマートスピーカーに通知が表示されます。
割り当て可能なリマインダーは位置情報に基づくイベントにも機能します。例えば、夫に帰宅途中に牛乳を買ってきてもらいたい場合、アシスタントは夫が仕事から帰る時や店の前を通る時にリマインダーを送信できます。Googleによると、この新機能は今後数週間以内に、米国、英国、オーストラリアのスマートフォン、スピーカー、スマートディスプレイで英語版が利用可能になり、今秋後半に発売されるGoogle Nest Hub Maxでも利用可能になる予定です。
しかし、割り当て可能なリマインダーを使って友達にいたずらを仕掛けようと考えているなら、残念ながらそれはできません。リマインダーの送受信は、Googleファミリーグループのメンバー(年齢相応のアカウントを持っているお子様も含む)か、自宅にある同じスマートスピーカーにアカウントをリンクしているユーザーとのみ可能です。さらに、リマインダーの受信者はGoogleの連絡先リストに登録されている必要があります。もし状況が手に負えなくなってきたら、アシスタントの設定メニューでリマインダーの送信をブロックできます。