CES 2012で気に入った点
CES 2012 で注目を集めた技術は、ウルトラブック、タブレット、より高速なワイヤレス技術、ジェームズ・ボンドも羨むような革新的なガジェットなど多岐にわたりました。
これは、186万平方フィートのCES見本市会場を1週間かけて歩き回り、会場外のプレスイベントにも参加したPCWorld編集者たちの評決です。「CES 2012ベスト」のまとめには、過大評価されて期待外れに終わったデジタル機器は含まれていません。MTVの「ジャージー・ショア」で有名なスヌーキ(iHipの「Bedazzled」ヘッドフォンのプロモーションでラスベガスに来ていた)のような人物にも騙されませんでした。私たちが見つけたのは、Microsoftのような大企業から、聞いたこともないような小さな企業まで、真のテクノロジーの逸品でした。CESのベストをまとめてご紹介します。製品、テーマ、そして一風変わった瞑想などをご紹介します。また、「CES 2012ワースト」もご覧ください。今年のつまらなかったものの概要を紹介しています。
Wilocity ギガビットワイヤレス

WiGigアライアンスのワイヤレスギガビット規格が普及することを願っています。なぜなら、ワイヤレスギガビットは、PCからタブレット、テレビまで、あらゆるデバイスが60GHz帯で理論上最大7ギガビット/秒の速度で相互通信することを可能にするからです。つまり、例えばノートパソコンからHDTVにワイヤレス接続して、映画や写真を表示したり、ビデオ会議をしたりできるようになるのです。この帯域での通信が、例えばノートパソコンを持ち歩いてテレビに動画を送信しようとした際にどれほどうまく機能するかをテストすることはできませんでしたが、移動していないデバイス間では、非常に高速なデータ転送が見られました。–Megan Guess
LGの3Dウォール

私たちが買うHDTVの3Dがもう時代遅れかどうかは気にしません。ラスベガス・コンベンションセンターで展示されたLGの巨大3Dディスプレイ(文字通り数十の小型スクリーンが巨大な壁一面に配線されていた)は、息を呑むほど美しく、近年のCESで見たAVショーの中でも最高のものの一つでした。地元のIMAXの3Dは、見た目も音もほとんど貧弱に感じました。ちなみに、55インチのOLED 3Dは、まるで後付けの製品のように思えました。–Yardena Arar