報道によると、マイクロソフトはインターネット電話会社スカイプ・テクノロジーズを70億ドル超で買収する契約をほぼまとめており、火曜日までに発表される可能性があるという。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は月曜日遅く、マイクロソフトが消費者市場での支持拡大に苦戦する中、スカイプを買収すればインターネット上で認知度の高いブランド名を獲得できると報じた。

マイクロソフトとスカイプにコメントを求めたが、すぐには連絡が取れなかった。両社ともウォール・ストリート・ジャーナルの取材に対しコメントを拒否した。
以前の報道によると、Facebook、Cisco、GoogleもSkypeとの提携や買収を検討していたという。
Skypeはオンラインユーザーの間で広く認知されているインターネットブランドであるにもかかわらず、昨年は赤字を計上した。2003年に設立された同社は、昨年の売上高は8億6,000万ドル、営業利益は2億6,400万ドルだったものの、それでも700万ドルの損失を計上したとウォール・ストリート・ジャーナルは報じている。同社は12月31日時点で6億8,600万ドルの長期債務を抱えていた。

スカイプは8月、普通株式の新規株式公開(IPO)を証券取引委員会に申請したと発表した。10月にシスコシステムズのシニアバイスプレジデントを務めていたトニー・ベイツ氏を新CEOに任命した後、IPO計画は保留となった。
同社は現在、シルバーレイクが率いる投資家グループが所有しており、同グループにはイーベイやスカイプ創業者のニクラス・ゼンストロム氏とヤヌス・フリス氏などが含まれていると、同社ウェブサイトで発表している。
ジョン・リベイロは、IDGニュースサービスでインドのアウトソーシングとテクノロジー全般の最新ニュースを担当しています。Twitterで@Johnribeiroをフォローしてください。メールアドレスは[email protected]です。