
長い Web アドレスを短いリンクに短縮できる URL 短縮サービスは以前から存在していましたが、Google は本日、公式の Google 製品とサービスにのみリンクする新しい URL 短縮サービス g.co を発表しました。
URL短縮サービスの利点は、ソーシャルメディアファン、特に140文字の投稿制限に悩むTwitterユーザーにとって明らかです。しかし、Webショートカットには欠点もあります。
「欠点は、どのウェブサイトにリダイレクトされるのかわからないことが多いことです」と、Googleの消費者マーケティング担当副社長、ゲイリー・ブリッグスは月曜日のブログ投稿に書いている。
「g.co は Google が所有するウェブページへの誘導にのみ使用し、g.co のショートカットを作成できるのは Google だけです。つまり、g.co のショートカットにアクセスすれば、必ず Google の製品やサービスのページに移動できるという安心感が得られます」とブリッグスは付け加えています。

g.co はGoogle公式アカウントのみで利用可能ですが、Googleが昨年開始したURL短縮サービス「goo.gl」は引き続き利用可能です。もちろん、goo.glが唯一のURL短縮サービスではありません。Bit.ly、TinyURL、Ow.lyなど、競合サービスも数多く存在します。
ブリッグス氏はブログ投稿の中で、.coドメイン名を運営する.CO Internet SASレジストリに対し、Googleによるg.coドメインの購入を支援してくれたことに感謝の意を表した。
「Google ウェブサイトの公式 URL ショートカットとして g.co の展開を開始するので、ご注目ください」とブリッグス氏は書いている。