HPのSpectre x360 15tは、小型のノートパソコンながら大画面を実現し、バッテリーを消耗させることなく4K解像度を実現しています。ラスベガスで開催されたCESで日曜日に発表されたこの高性能システムは、春に発売予定ですが、価格は未定です。
15.6インチ4Kスクリーンを搭載した最新のSpectre x360 15tは、ベゼルを大幅に削減し、HPによると、従来の14インチスクリーン搭載ノートパソコンとほぼ同じサイズになったとのことです。新型Spectre x360 15tと旧型を横から撮影したこの写真では、その違いがよく分かります。

新しい Spectre x360 15t は、ベゼルが小さくなったことで大幅に小型化されました。
HPは前世代機でも上下のベゼルをかなり厚く保っていましたが、これはWindows 10の便利な生体認証ログイン機能を可能にする赤外線カメラのサポートを犠牲にしたくなかったためです。新世代の赤外線カメラモジュールは厚さが6mmから2mmに縮小され、HPは赤外線モジュールを維持しながらベゼルを縮小することが可能になりました。下の写真で、モジュールがどれだけ小さくなったかが分かります。

大幅に小型化された IR モジュールにより、HP はベゼルを大幅に縮小することができました。
Spectre x360のもう一つの目立った特徴は、そのバッテリー駆動時間です。HPによると、Spectreは1回の充電で最大17時間駆動するとのことです。しかし、この数字は4K解像度のパネルで実現されていると知るまでは、あまり感銘を受けないかもしれません。OLED、IPS、VAなど、4Kパネルは、より多くの微細な点に光を当てるために電力を必要とするため、一般的にバッテリー駆動時間を短縮します。
HPによると、通常動作時の消費電力がわずか2ワットの4Kパネルオプションがあり、バッテリー駆動時間を17時間にまで伸ばせるとのことです。バッテリー駆動時間を気にせず、驚異的なコントラスト比を求めるなら、HPはバッテリー消費量の多い、定格100,000:1(誤植ではありません)のコントラスト比を誇る、古き良き4K OLEDディスプレイも提供しています。
