自動販売機で飲み物を買うのは、テクノロジーの影響を受けていない最後の手段の一つだと思っていたのではないでしょうか。ところが、ペプシは新しいソーシャル・ベンディング・マシンでその状況を変えようとしています。
そうです、ペプシコは飲み物の購入を「ソーシャル」(「ソーシャルメディア」的な意味で)な体験にしようとしています。先週シカゴで開催された全米自動販売機協会(National Automatic Merchandising Association)のOne Showで初公開されたペプシの新しいソーシャル・ベンディングマシンは、タッチスクリーンインターフェースを備え、友人や見知らぬ人に飲み物を「ギフト」として贈ることができる機能を備えています。ぜひご覧ください。
飲み物を買う時も、よりインタラクティブです。スワイプで商品を選び、栄養成分表示をその場で確認できるからです。この自動販売機の真の「ソーシャル」な点は、もちろん、友達に飲み物を贈ることができることです。「飲み物を贈る」ボタンをタップし、自分の情報を入力して飲み物を選び、オプションでビデオメッセージを録画するだけです。その後、友達の情報を入力すると、友達には別のソーシャル自動販売機で飲み物を引き換えるためのコードが記載されたテキストメッセージが届きます。

不明なのは、ギフトドリンクの代金をどうやって支払うのか、そして支払う必要があるのかどうかです。私が読んだところによると、このギフトは無料のようです。実際、Mashableは友人に無料でドリンクを贈れると明言しています。
素晴らしい。みんながお互いに飲み物を贈り合い、ペプシにお金を払う必要がなくなる未来へようこそ(正直に言うと、ペプシにお金を払う価値なんてない)。
さあ、さあ、落ち着いて。さらに、「ちょっとしたリフレッシュメント」として、見知らぬ人に無料のドリンクをプレゼントすることもできます。ドリンクを受け取る見知らぬ人は、悪天候に見舞われている街に住んでいる人かもしれませんし、優勝したばかりの大学の人かもしれません。これらの見知らぬ人がどのようにして選ばれるのかは不明です。
ということで、飲み物を買うのもソーシャル化が進んでいますね。ただ一つ問題なのは、もちろん、プレゼントされたドリンクはすべてソーシャル・ベンディング・マシンで引き換えなければならないことです。ペプシが今後1年ほどでこのマシンを街のあらゆる場所に展開しない限り、このサービスが本格的に普及するとは思えません。
そうは言っても、ソーシャル自動販売機を見かけたら、私は間違いなくダイエット マウンテンデューを送ります。
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