
コンピュータがウイルスに感染しているのを見つけるのは、特にファイルを消去してしまう可能性のあるウイルスだと、いつもイライラさせられます。しかし、あるハッカーは、感染したファイルを可愛らしい海の生き物のアニメに置き換えることで、ウイルスにちょっとしたユーモアを加えようと考えたのです。
イカタコウイルス(日本語で「イカタコ」)は、5月に日本のファイル共有サイト「Winny」を介して初めて上陸しました。Asahi.comによると、それ以来、2万台から5万台のコンピューターに感染したと報告されています。
このウイルスは音楽ファイルに偽装し、ユーザーはそれをダウンロードします。ファイルが再生されると、マルウェアはコンピューターのハードドライブを駆け巡り、家族の写真から重要なOSファイルまであらゆるものに感染します。感染したファイルはイカ、タコ、ウニの写真と入れ替えられ、削除された後、ハッカーのサーバーに送信されると考えられています。
今回、彼は器物損壊の容疑で逮捕されました。東京の警察では初めてのことです。少なくとも今回は、画像は自作だったようですね。
残念ながら、このウイルスの修正方法はまだ見つかっていないため、既に感染している人にとっては、警察が彼が設置したサーバーに侵入しない限り、悪い知らせとなるでしょう。しかし、サーバーに何千人もの個人情報が保存されていたことを考えると、このウイルスの背後には、単なるコンピュータースキルの練習以上の大きな動機があったのではないかと私は考えています。
[Asahi.com via https://www.pcworld.com http://www.wired.co.uk/news/archive/2010-08/16/japanese-virus / 写真出典(日本語)]
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