電子機器メーカーのシャープは、最大2,100フレーム/秒(fps)の速度でビデオを再生し、より滑らかなスローモーション効果を実現できるスマートフォンを披露している。
苦戦するメーカーの最新のAndroid主力携帯電話、Aquos Zeta、Aquos Xx、Aquos Serieには、854 x 480ピクセル解像度(FWVGAモード)で210 fps、フルHDモードで120 fpsで録画できるカメラが搭載されている。
フレーム補正技術と組み合わせることで、FWVGAで2,100fps、フルHDで1,200fpsのスローモーション動画再生が可能になります。シャープはこれをスマートフォンにおける世界最高速度のスーパースローモーション再生と称しています。
月曜日に東京で行われた記者会見で、シャープの担当者はアクオスフォンで水滴と花火が爆発する超スローモーション映像を再生した。スローモーションは通常の再生速度の70分の1で再生され、映像は滑らかで鮮明だった。
スローモーション動画では、フレームレートが高いほど、より滑らかなモーション効果が得られます。プロ仕様のハイスピードカメラは、1秒間に数千フレームの動画を撮影し、高品質のスローモーション映像を実現します。

スローモーションで再生できる高フレームレートのビデオを撮影する機能は、iPhone 6 などのデバイスに見られるように、スマートフォンとしては比較的新しい機能です。
しかし、シャープのフレーム補正技術は、ビデオ内のフレームをコピーし、各フレームの横に最大 10 個のコピーを追加して、再生時に高いフレーム レートを実現する画像処理プログラムです。
これらの携帯電話は、日本の主要携帯電話会社3社、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIから数週間以内に発売される予定だ。
シャープはまた、7インチタブレットを披露しました。同社によれば、このサイズでは世界最軽量とのことです。AQUOS Pad SH-05Gの重量は213グラムで、缶飲料の222グラムよりも軽量でした。
軽量素材を使用したこのAndroidタブレットは、厚さ8ミリで、高解像度1,200×1,920のIGZO液晶ディスプレイ、3,900mAhのバッテリー、8メガピクセルのアウトカメラを搭載しています。7月にドコモより発売予定です。