画像: Id Software
最もシンプルで安定したゲームでさえ、永遠に動き続けることはできません。エンドレスモードでは、 2Dピクセルで4色しかない「 20 Minutes Till Dawn」のような地味なゲームでさえ、ゲーミングPCをクラッシュさせたことがあります。しかし、あの不朽の名作「Doom」はどうでしょうか? ある人が驚くべきテストを行い、1993年に発売されたこのシューティングゲームがクラッシュするまでには文字通り何年もかかることを発見しました。
これは、Len0w0フォーラムの投稿者兼管理者である「Minki」氏の発言です(PCGamer経由)。彼らはいくつかの計算を行い、Windows 3.1への移植がゲームエンジンのオーバーフロー状態に達するまでに2年半かかると推定しました。しかし、これは理論上の話です。そこで彼らはそれを証明するために、古びたAsus MyPal Windows Mobile Pocket PC(私には2003年のA620に見えます)にDoomをインストールしました(懐かしい時代ですね)。この小さなガジェットは5ボルトの電源と無停電電源装置(UPS)に接続されていました。
約2年半もの間、ゲームは自力で動作し続けていましたが、昨日ついに予測通りオーバーフローエラーでクラッシュしました。投稿者によると、予測は見事に的中し、変数の計算に基づいて当初推定した時間からわずか数時間後にプログラムがクラッシュしたとのことです。これは、コンピューターサイエンスの知識と、実験を成功に導いたという点の両方において、素晴らしい成果と言えるでしょう。
著者: Michael Crider、PCWorld スタッフライター
マイケルはテクノロジージャーナリズムのベテランとして10年のキャリアを持ち、AppleからZTEまであらゆるテクノロジーをカバーしています。PCWorldではキーボードマニアとして活躍し、常に新しいキーボードをレビューに使用し、仕事以外では新しいメカニカルキーボードを組み立てたり、デスクトップの「バトルステーション」を拡張したりしています。これまでにAndroid Police、Digital Trends、Wired、Lifehacker、How-To Geekなどで記事を執筆し、CESやMobile World Congressなどのイベントをライブで取材してきました。ペンシルベニア州在住のマイケルは、次のカヤック旅行を心待ちにしています。