ソニーは本日、ゲーム部門の責任者がプレイステーションネットワークの障害について日曜日の午後(東京時間)に声明を発表すると発表した。

ソニーの執行役副社長である平井一夫氏は、東京時間午後2時(太平洋時間今夜午後10時)に予定されている記者会見で、セキュリティ侵害に関するソニーの調査、PSNのセキュリティ対策、およびサービス復旧計画について報道陣に説明する予定。
この会議は、米国国土安全保障省、米国議会、台湾の首都台北の当局者など、多数の機関がプレイステーションネットワークとQriocityオンラインサービスのダウンに伴うセキュリティ問題について懸念を表明したことから、長時間の会議にもかかわらず、間違いなく大きな注目を集めるだろう。
この会議はソニーのナンバー2である平井氏にとっても転機となるかもしれない。
今年初め、平井氏はハワード・ストリンガー氏の退任後、ソニーの後継者候補の最有力候補と目されていた。当時、ストリンガー氏はこの決定はまだ最終的なものではなく、平井氏は今後も業績に基づいて評価されるだろうと述べていた。
今週初め、彼の調子はあまり良くないように見えました。
ソニーのコンシューマー向け製品・サービス部門を率いる平井氏は火曜日、報道陣の前に姿を現し、同社初のタブレットPCを発表した。PSNの障害については一切触れなかった。
IDGニュースサービスのマーティン・ウィリアムズ氏が今週初めに指摘したように、皮肉なことに、平井氏は「プレイステーションネットワークがオフラインになってからちょうど5日後にステージに立った」のである。

彼が登場した数時間後、ソニーは声明を発表し、ネットワークの停止につながったハッキングにより、名前、住所、生年月日、電子メールアドレスなどの個人情報が漏洩したことを認めた。
日曜日の会見は、平井氏にとって、セキュリティ侵害とサービス停止についてメディアや一般市民に率直に語る機会となる。また、同社がこれまで直面した中で最大級の広報問題の一つとなりそうなこのプレッシャーの中で、平井氏が果たせる能力が試される機会となるだろう。
障害に関する詳細は、PC WorldのPlayStation Networkハッキングタイムラインをご覧ください。また、「PlayStation Networkセキュリティ侵害:サバイバルガイド」もご覧ください。